
11月01日
「今日の早川さん」が漫画として成立するならば、「今日の歴群さん」だって成立するかもしれない、とか思って、ちょっと考えてみた。
中公さん
五十代前半。
25年ローンで買った千葉の戸建から都心の老舗企業に通勤する中間管理職。
子供の頃の少年漫画誌の戦記グラビアからこの道に入り、東宝の8.15シリーズで魂が震える。
重厚長大、正統王道が好きで、選択の基準は高荷義之がカバーを描いていること。
一応世の中を知っているので日本の負けは必然と考えるが、負け方にこだわる。
萌え要素はあってもそれと気付かないが、「軍艦越後の生涯」のラストでは不覚にもうるっときてしまった。
歴群さん
三十代後半。
新宿の弱小編集プロダクションに勤務する職業編集者。変にリアルな設定だな。
「ヤマト」「ガンダム」のミリタリー描写からこの道に入る。
雑食性で、新刊はひととおり目を通すようにしている。
仮想戦記小説は娯楽小説と割り切っているので、評価基準は「娯楽足りえているかどうか」と非常に明快。
作品の傾向にはこだわらない。
砂糖田伊助さん
大学院生。
専攻は近代史。
なまじ知識があるだけに考証にうるさく、設定上の矛盾と「萌え要素」があると怒り出す。
緻密に考証された作品を好み、トンデモ、火葬は問題外。
特定の作家へのこだわりが強く、出そうに無い続刊を延々と待ち続けていたりする。
へらへらくん
20代前半のエロ漫画同人作家。
堅苦しいのが嫌いで、トンデモ、火葬、妄想大好きのマイナー好み。
痛快に勝って、次の瞬間忘れてしまえるようなものばかり読んでいる。
変な兵器には妙にうるさい。
心の書は「戦国の長島巨人軍」。
IFCONくん
仮想戦記とラノベを半々に読む高校生。
最年少のIFCONスタッフで、将来は作家になりたいと考えている。
好き嫌いなくあれこれ読んでいるが、尊敬する作家は実は谷川流だ。
……というキャラ設定を考えたのだが、「今日の早川さん」と違って、この5人だと日常的に一堂に会して仮想戦記について語る、なんて状況は発生しそうにない。
キャラ設定からやり直さないと、これは成立しないな。
だいたい私は「サザエさん」タイプの日常漫画を考えるのが苦手なのだった。