プロフィール

飯島祐輔

Author:飯島祐輔
スプートニクが星となって「地球防衛軍」が公開された年に生まれ、望月三起也氏に漫画を、高井研一郎氏に人生を学ぶ。
主な作品に『コミック 新旭日の艦隊』全22巻(原作・荒巻義雄)、『北海の堕天使』(原作・吉岡平)、「新海底軍艦」など。
大艦巨砲漫画家として名を馳せ、その徹底したメカへの傾倒と破壊描写、そしてとめどもなく溢れるストーリーとボケキャラ萌えの追求精神は他に類をみない。

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「電脳」轟拳な日々画廊
今までのあらすじは『艦隊な日々』をご覧ください。

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「落下の王国」を観る

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06月18日
普段あまり観ないアート系の映画を観る週間、第2回。
この映画は、世界遺産級の建造物でロケをしていると聞いて、ちょっと観たくなったものだ。
実際ロケの効果は高く、これがもしセットを組み、あるいは背景をCGで合成したとしても、これだけの空間の広がり感は演出できないだろう。
物語の構造は、どうもどこかで似たような話を見たことがあるな、と考えたら、テリー・ギリアムの「バロン」だった。
語り手がどちらも「死」にとりつかれた人間であること(「バロン」の語り手は老人、「落下の王国」の語り手は事故で重症を負ったスタントマン)、聞き手が「死」とは縁遠い幼い少女であることなど、共通項は多い。
この「劇中劇語り聞かせ型」は他にも例が多く、物語のパターンとして確立していると思われる。
ただ内容の方は、豪華すぎてかえって散漫な印象が残る「バロン」よりも、ロケ地と衣装デザイン以外は無駄なものを削ぎ落とした「落下の王国」の方がよくまとまっている。
もっとも、テリー・ギリアム作品の魅力はあの「カオス感」にあるのだから、まとまりなんか求めてはいけないのだろうが。
主人公のその後の命運は具体的には語られないが、おそらくは少女の語りをそのまま信用していいのだろう。
一人のスタントマンの姿を確認するためだけに連続活劇やスラップスティック・コメディを観に行く少女、というのも、物語の素材としてかなり魅力的だな。
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