プロフィール

飯島祐輔

Author:飯島祐輔
スプートニクが星となって「地球防衛軍」が公開された年に生まれ、望月三起也氏に漫画を、高井研一郎氏に人生を学ぶ。
主な作品に『コミック 新旭日の艦隊』全22巻(原作・荒巻義雄)、『北海の堕天使』(原作・吉岡平)、「新海底軍艦」など。
大艦巨砲漫画家として名を馳せ、その徹底したメカへの傾倒と破壊描写、そしてとめどもなく溢れるストーリーとボケキャラ萌えの追求精神は他に類をみない。

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「電脳」轟拳な日々画廊
今までのあらすじは『艦隊な日々』をご覧ください。

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セガール映画「沈黙の追撃」を観る

080921.jpg
09月21日
70年代を代表するB級カーアクション映画「バニシングin60」はアメリカ映画だがハリウッドの大手メジャースタジオの製作ではなく、一人の「カースタントバカ一代」な男が、いわば「自主制作」なノリで作った映画だ。
彼は乏しい予算を可能な限りカースタントに次ぎ込む映画作りを行った。
だから夜間シーンでは照明が車のヘッドランプしかなく、ロングのシーンでは暗闇の中に小さくライトが光るだけで、なにが起こっているのかさっぱりわからない画面があった。

その数年後、こんどはウォルター・ヒルが、大手メジャーの予算を得て「ザ・ドライバー」を撮った。
夜のシーンでも画面は明るく、疾走する車の姿をくっきりと写し出していた。きっと画面に写らないカメラの背後には、大量の照明があったのだろう。

映画の予算規模は照明を見ればわかる、とはよく言われることだが、昨夜観たスティーブン・セガールの「沈黙の追撃」は、21世紀になってもこの法則が有効なことを物語る一本だった。

画面には航空母艦や軍用ヘリコプター、潜水艦などが次々に登場し、爆発したりなんかしてゆくのだが、それらの大半が借り物の映像か、安っぽいCGだ。
画面の暗さは、予算が乏しいと同時に、借り物の映像とのギャップが出ないように、画面のディティールをつぶしてしまうためでもあるのだ。

セガールの映画は今世紀に入ってからだいたい駄目で、「駄目」のなかに「ややまし」と「駄目」があるのだが、これは「駄目」のほうだった。
「暴走特急」や「沈黙の断崖」に見られる、「風景を美しく捉える」という美点もない。
セガール作品から「詩情」を抜いたら、ただの殺戮の物語ではないか。おそらく設定と全然違う場所でロケしているのでそれも出来なかったのだろう。

個人的にはやはりもう一度ケイシー・ライバックの活躍が見たいとおもうが、もう無理なのだろうか。

画像は、昨日のIFCON用イラストに色がついたところ。
よく考えたら、この時代の軍用飛行船のカラー写真というものを見たことが無い(年代的には当然だが)。
色は映画「ツェッペリン」や「ヒンデンブルク」で見た印象だ、って、これらの作品を劇場で観たのも35年くらい昔の話なのだが。
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