プロフィール

飯島祐輔

Author:飯島祐輔
スプートニクが星となって「地球防衛軍」が公開された年に生まれ、望月三起也氏に漫画を、高井研一郎氏に人生を学ぶ。
主な作品に『コミック 新旭日の艦隊』全22巻(原作・荒巻義雄)、『北海の堕天使』(原作・吉岡平)、「新海底軍艦」など。
大艦巨砲漫画家として名を馳せ、その徹底したメカへの傾倒と破壊描写、そしてとめどもなく溢れるストーリーとボケキャラ萌えの追求精神は他に類をみない。

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「電脳」轟拳な日々画廊
今までのあらすじは『艦隊な日々』をご覧ください。

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鉄人28号 白昼の残月

080714.jpg
07月14日
物語にはそれぞれ固有の世界観があり、その世界観によっておのずと扱える素材の許容範囲も決まってくる。
「鉄人28号」は物語を面白くする多くの素材を取り込み可能な世界観を持った優れたコンテンツであり、それゆえ長期に渡って生命力を保持していられるわけだが、それでも許容できない設定も存在する。
それは鉄人の「太平洋戦争末期に起死回生のために作られた秘密兵器」という設定を覆しかねない性質のものだ。
「白昼の残月」の終盤に登場する大鉄人は、その背後に巨大な工業力を感じさせる。
開戦前に東京の地下に極秘にあんなものを作れるほど戦前の日本に科学力や工業力があったなら、鉄人の開発など簡単に出来たのではないか? いやそもそも開戦の必要すらあったかどうか疑わしい。
でもそうすると、鉄人は誕生しなくなってしまう。

つまり、物語内世界観において戦前に大鉄人と廃墟弾の開発が可能であったとすると、鉄人28号の存在自体がパラドックスになってしまうのだ。
これは変だ。
こういうのじゃなくって、せっかくの映画なのだからもっと鉄人が活躍する話が見たかったなあ。

蛇足になるが、ずっと気になっていたので書いておく。
実写版「鉄人28号」のキャッチコピー、「鉄人は武器を持たないロボットなんだ」は、そもそも鉄人それ自体が兵器として作られたという設定を無視しているので、近年まれに見る駄コピーだと思う。
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