プロフィール

飯島祐輔

Author:飯島祐輔
スプートニクが星となって「地球防衛軍」が公開された年に生まれ、望月三起也氏に漫画を、高井研一郎氏に人生を学ぶ。
主な作品に『コミック 新旭日の艦隊』全22巻(原作・荒巻義雄)、『北海の堕天使』(原作・吉岡平)、「新海底軍艦」など。
大艦巨砲漫画家として名を馳せ、その徹底したメカへの傾倒と破壊描写、そしてとめどもなく溢れるストーリーとボケキャラ萌えの追求精神は他に類をみない。

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「電脳」轟拳な日々画廊
今までのあらすじは『艦隊な日々』をご覧ください。

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「ジェヴォーダンの獣」を観る

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02月02日
私は先日の「ネバーサレンダー~肉弾凶器~」のような、何にも考えないで観られる映画が大好きだが、そういうのばかり観ていると馬鹿になってしまうので、たまには毛色の違う奴を観てみる事にした。
フランスの伝奇ミステリ「ジェヴォーダンの獣」(2001、仏)だ。
この作品、ネットで調べるとかなり評価が割れている。
何故かと思ったが観てみると判る。ある一点に着目できないとてんでばらばらな作品に見えてしまうからだ。
ポイントは時代背景。
18世紀中頃、都市部に端を発した啓蒙思想が、徐々に地方に浸透しつつあった時代。
そのことを脅威と感じた教会は、封建主義的な心理支配を強化する陰謀を画策する。
この、新旧の文化が衝突を起こしている、というところがミソだ。
だから主人公はアメリカ帰りの経歴を持ち、アメリカ原住民の友を連れている。状況を相対化、客観視させるためだ。
この観点から全体を見ると、ほとんどの登場人物がこのテーマに沿って配置されている事がわかる。
獣は、大方の観客の期待を裏切ってしまう事になるが、徹頭徹尾、単なる野獣(おそらくはライオン、またはそれに近い猫科の猛獣)として扱われるが、それも致し方ない。あくまで歴史上起こり得た事件として扱われるからだ。
だから物語は事件の解決では終わらず、事件から数十年後のフランス革命を持ってようやく終わることが出来る。
同様の趣向をアメリカ人が撮ると「スリーピー・ホロウ」になり、イギリス人が撮ると「ブラザーズ・グリム」になり、フランス人が撮るとこれとか「薔薇の名前」とかになるわけだ。
フランス人が一番情容赦が無いなー。

作業は、江戸の花火大会を目指す有野課長(注・ゲーム「東海道五十三次」のこと)のように進行中。
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