プロフィール

飯島祐輔

Author:飯島祐輔
スプートニクが星となって「地球防衛軍」が公開された年に生まれ、望月三起也氏に漫画を、高井研一郎氏に人生を学ぶ。
主な作品に『コミック 新旭日の艦隊』全22巻(原作・荒巻義雄)、『北海の堕天使』(原作・吉岡平)、「新海底軍艦」など。
大艦巨砲漫画家として名を馳せ、その徹底したメカへの傾倒と破壊描写、そしてとめどもなく溢れるストーリーとボケキャラ萌えの追求精神は他に類をみない。

その他の画像置き場

「電脳」轟拳な日々画廊
今までのあらすじは『艦隊な日々』をご覧ください。

アンケートフォーム

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

来訪者数

ブロとも申請フォーム

リンク

ブログ内検索

RSSフィード

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「トランスフォーマー」を観る

071221.jpg
12月21日
いやはや、さすがは我等がマイケル<大雑把>ベイ先生。スミからスミまで万遍なくキッチリ大雑把だ。
前半でせっかく張った伏線もとって付けたような青春ドラマも話が進むにつれてすっかりどこかへ吹き飛んで、市街戦が始まる頃には完全に「勝ちゃあいいんだろう、勝ちゃあ」的な少年漫画のノリになっているあたり、いつものベイ先生の作風もここまでくるともはや微笑ましい。
実はこの企画は、最初の発表があったときから、スピルバーグがなぜ自分で撮らないのか疑問だったのだが、仕上がった作品を観てみたら納得した。
この映画は、年に何本か、というレベルのイヴェントムービーだ。
観る時は片手にポップコーン(異様に巨大な)、もう片手にコーラ、又はレモネード(これも異様に巨大な)を持ち、善の側が勝利したら「やったぜ、コンボイ!」と快哉を叫ぶ。
そして劇場を出た次の瞬間には内容などすっかり忘れ、どうやって車を手に入れて女の子をデートに誘うか、ということで頭の中を一杯にする。
これは、そういう意味での「正しい娯楽映画」なのだ。
もしこれを「タイタニック」ばりに緻密に撮影していたらどうなるか。
予算はいくら追加しても足りなくなり、7月公開の予定がクリスマスになっても完成せず、ついに翌年のサマーシーズンになる。
でもそうすると自身の監督作である「インディ・ジョーンズ4」の公開と重なってしまう。それはまずい。
ならば、ハリウッドでも早撮り自慢の自分よりも、さらに早撮りできる人材に任せるしかない。
そこで我等がベイ先生の出番となるわけだ。
スピルバーグ作品よりもさらに規模が大きく複雑なSFX満載の大作を、スタンピードのような勢いであっという間に撮りあげてしまう、魔法の映画監督。
ゼロ戦の色なんか知らねえ。それらしけりゃいいんだ。いちいち時代考証なんかやってられるか。船の形も気にするな。それが判るのは一部のマニアだけだ。俺たちゃそんな連中のために映画を撮ってんじゃねえ。この映画にかけられた膨大な予算を回収するには、世界中でヒットする必要がある。そのためには、文化の壁も言語の壁も越えなくてはならない。壁を越える方法はただ一つ、見た目のインパクトだけだ。

…というわけで、私はこれからもマイケル<大雑把>ベイ先生を、なまぬるく応援する事にする。
マイケル先生が輝く「自動車破壊台数世界一」の映画監督になる日まで。
もうなってるような気もするが。

作業は今日から再開。
ぽちぽち下絵を入れてゆく。
スポンサーサイト

<< 香恋届く | ホーム | こんな「ダ・ヴィンチ・コード」はいやだ >>


コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 BLOG TOP 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。