07月20日
昨夜は、私にしては珍しく出版社主催のパーティーにお呼ばれしてきた。
師匠である高井研一郎先生が小学館のビッグコミックで連載している「総務部総務課山口六平太」がこの夏で連載500回を達成したため、それを祝う祝賀会が開かれたのだ。
ビッグコミックは月二回刊行の雑誌なので、500回を達成するには22年かかる。大変な偉業だ。
まあ、ビッグコミックには「ゴルゴ13」というそれを上回る大物が存在するのであまり目立たないが、実は大変な事なのだ。
会場には高井先生の古い仲間である古谷三敏氏や北見けんいち氏を始めとしてさいとうたかお氏やちばてつや氏など漫画界のビッグネームが揃い、まさに壮観であった。
個人的には、原作の林律雄先生に久しぶりにお会いできた事がうれしかった(高井先生にはしゅっちゅう会っているのでそんなにありがたみは無い。それでも珍しいネクタイ姿の先生が見られたのは面白かった)。
アシスタント当時、林先生の原作からは多くの物を学ばさせてもらった。
今まで誰も指摘した人はいないが、実はコミック版「新旭日の艦隊」には「山口六平太」で学んだノウハウの幾つかが生かされているのだ。
一昨日のネームチェックはあっさり終了した。週明けから作業に取り掛かる予定。
ただし今回は製作予算が乏しいので自分でやらなくてはならない作業が増えそうだ。
やだやだ。
高井プロのアシスタントに戻ろうかな。
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