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飯島祐輔

Author:飯島祐輔
スプートニクが星となって「地球防衛軍」が公開された年に生まれ、望月三起也氏に漫画を、高井研一郎氏に人生を学ぶ。
主な作品に『コミック 新旭日の艦隊』全22巻(原作・荒巻義雄)、『北海の堕天使』(原作・吉岡平)、「新海底軍艦」など。
大艦巨砲漫画家として名を馳せ、その徹底したメカへの傾倒と破壊描写、そしてとめどもなく溢れるストーリーとボケキャラ萌えの追求精神は他に類をみない。

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「電脳」轟拳な日々画廊
今までのあらすじは『艦隊な日々』をご覧ください。

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ラジオ番組のCD化

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10月30日
昨日は高井研一郎先生に頼まれて、「オーディオカセットに録音されたラジオ番組のCD化」に挑戦した。
借りてきたラジカセのPHONO出力をPCのLINE INに繋ぎ、VECTORで拾ってきたフリーの録音ソフトで録音。
終わったら同じくVECTORで拾った編集ソフトで不要な部分をカット。
あとはリネームしてCDに焼き込めばおしまい。VECTOR様様だ。

正直、レーベルとケースのジャケットを作る方がよほど面倒だった。インクが足りなくなるし。
助けていんく先生。違うか。

画像は、番組の内容。小説を朗読するという番組だった。
作者は、よく高井先生と組んで仕事をされている原作者の方。
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デジタルの弱点その2

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10月28日
終わっても終わったような気がしない。
困った。

それでもとりあえず今はお休み中なので、駄アニメを観つつ、ぼんやり過ごしている。「もえたん」とか。

画像は同人原稿。

デジタルの弱点

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10月26日
ついでなので、デジタル化して不便になった点も書いておく。
最後まで迷ったのは、ホワイト修正をデジタルでやるかアナログでやるか、という点だった。
むろん、作業そのものはデジタルでもアナログでも出来るし、当然デジタルの方が仕上がりは綺麗だ。
でもデジタルだと、どうしても見落としが増える。
それは、デジタル作業の特徴である「拡大して作業する」、イコール「画面の一部しか見えない」という点と、「一箇所に集中すると他の部分を忘れてしまう」という人間の心理が乗算となってしまうからだ。

「単におまえの慎重さが足りないだけだ」と言われたら、その通りなんですけど。

デジタル仕上げまとめ

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10月24日
今までもちょこちょこデジタル処理はやっていたが、1冊丸まるデジタルで仕上げたのはこれが始めてなので、得られた印象を記しておく。

まず重要なのは、デジタル化したからといって、別に原稿の枚数が減るわけではないという事だ。
商業漫画として読者から金が取れる水準に画面を仕上げるためにはそれなりの作業量が必要で、だからデジタルでもアナログでも総作業量はたいして変わらない。それに掛かる時間も大差ない。

にもかかわらず、デジタル処理は速い。同程度の画面処理ならば、明らかにアナログトーン仕上げよりも速い。
実はデジタル仕上げでは、「作業時間」ではなく、「思考時間」が短縮されるのだ。
たとえば、画面のある部分に、濃度25%の影を付けたい場合があったとする。
アナログトーンならこう考える。


むう…。アナログトーンには25%なんて濃度の網点トーンは無いしなー。
実はこんなところ、20%でも30%でもいいんだけど、30%は同じ画面の別のところに使っているから、できれば使いたくないんだよなー。
そうだ、砂目トーンなら濃度は25%だな。でもここに砂目を貼ると不要な質感表現が付加されてしまうしなー。
まてよ、ここは光の加減からいって、グラデーショントーンでも代用出来るぞ。でもこんなどうでもいい所に新品のグラデトーンを使うのはもったいないなー。昔使った奴の切れ端が残っていないかなー。

そこでトーンケースをがさごそ探し始める。
ああだめだ、少し短い。こっちは濃すぎる。といって薄いところは利用価値が高いから、とっくに使い切っちゃったんだよなー。
こんなことなら、ペン入れのときに質感を描き込んでおけばよかった。あん時はトーンで何とかしようと思っていたんだっけ。

で、結局、20%を貼る。

デジタルだと、上記の思考過程が全て無くなる。
単に「25」と数値入力するか、スライダーバーを25あたりにもって行けば終わりだ。
正確に25である必要すらない。24でも26でも、その辺は大雑把でいいのだ。

現状で充分なスピードが出ている人や、充分な量のトーンが買える人は、だからあわててデジタル化する必要は無い。デジタル化それ自体は出版界の趨勢でも、長い時間が掛かる事だ。
でも、トーン代を少しでも減らしたい、とか、どうも仕上げに時間が掛かる、と考えている人は、デジタル化を考えてみる価値はあると思う。

完成

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10月23日
というわけで、無事完成。
…はいいのだが、3ヶ月間の努力の結晶が、御覧の小さなUSBメモリの中に全部収まってしまった。
なんだか空しい。今までは200枚近い原稿を仕上げたら、ずっしりと手応えがあったものだが、デジタルになるとたったこれっぽっちか。
自分の小ささを思い知らされるよう。
多分この辺で意識の変革が必要なのだろう。

見方を変えれば、たとえば映画一本をこの中に入れて持ち運べるわけで。
センス・オブ・ワンダーだなあ。

今日からしばらくはお休みなので、これからツタヤへいって、馬鹿な映画をたくさん借りてくる。
では。

「D.O.A.」を観る

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10月22日
「D.O.A. デッド・オア・アライブ」を観る。
言うまでもない、某有名格闘ゲームの実写映画化作品だ。
この映画の場合、映画化は3つのパターンが考えられたと思う。
「俳優による実写映画」
「ゲーム同様の3DCG」
「アニメ」

日本国内でのみ考えれば3DCGが正解と思うが、欧米の映画プロデューサーの美意識は異なるようだ。
この判断を、
「かすみはあんなブサイクじゃないやい! オレのかすみを返せ!」と怒るか、
「女の子格闘という難しいテーマをここまで映像化してみせたのは立派!」と感心するかは自由だが、私個人は、この映画は「電撃フリント」以来の「南洋の楽園に水着美女がいっぱい」系の作品だと捉えるので、狙いはまあ達成されているかと考える。
ちなみにストーリーは「燃えよ!ドラゴン」の焼き直しみたいな。

作業は、あと数時間で完成の見通し。

見落としが…

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10月21日
漫画は、本に載る時は、たいてい最初と最後のページを除いて、左右のページが一対になって掲載される。
つまりどんなページにも対になるページがあるわけだ。だからその対になるページの存在を常に確認していれば、見落としを防ぐ事が出来る。
「轟拳ヤマト」第4巻の残りページもついに10枚を割り込み、完成も時間の問題となったので、昨夜、これをやってみた。すると…。

58ページと対になるはずの、59ページが無い。
どこを探しても無い。
間違って、消去してしまったのか?
バックアップの中を探す。その中にも無い。
そんな馬鹿な。まさか、原稿自体存在しないとでもいうのか?

いや、原稿はちゃんと存在する。取り込みも行われている(ああ、よかった。原稿から描きなおしだったらえらい面倒だ)。
でも、仕上げ処理に回っていないのだ。どうしよう。いや、どうしようったって、やるしかないわけだが。

取り込んだ原稿を仕上げに回すための下処理は、いちいち手作業で行うのは面倒なので、今ではフォトショップの「アクション」に登録させて、まとめて処理する事にしている。どうやらこの段階で漏れてしまったようだ。

というわけで、残りはわずか、プラス1枚だ。
なんとか今日中に決着をつけたい。

画像は、「いまどきそんな古典的な戦法なんて…」。

IFCON

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10月19日
うわーい。
今年のIFCONに、「轟拳ヤマトの部屋」があるぅー!
お客さん、来るんかなー。
物凄い少人数だったらどうしよう。
でも好材料もある。今回からデータ入稿だから、原稿を持って行ける。
誰が触っても平気だし、希望者がいればプレゼントしてしまってもかまわない。

というわけで、今回のIFCONにいらっしゃる方で、漫画の制作工程に興味のある方は、「轟拳ヤマトの部屋」にどうぞ。

ここ数日はわりと真面目に仕事しているので、ペースは遅いながらも作業は前に進んでいる。
残りページはもうすぐ10枚を割り込む予定。
締め切りには間に合いそうだ。

画像は、夏のワンフェスで予約しておいたルリ。昨日届いた。
今までのルリの中で、塗装が一番健康的かも。

大詰め

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10月18日
残りの、未処理のページはついに20枚を割り込んだ。
全体から見ればわずかだが、いよいよもって面倒なページばかりになってしまった。
一昨日あたりから急激にペースが落ちてきている。
「ここは見せ場だから、丁寧に仕上げなくては」とか考えて、やらなくてもいいようなメカの塗り分けをやってしまうからだ。
でもまあ、ゴージャスな画面になるからいいか。

画像はその一例。
私はマシンの動作が重くなるのを嫌って片っ端からレイヤーを統合してしまう人なので、最終的にはレイヤーは3枚くらいになっているが、作業の過程では20枚くらい重ねている。

よゐこ

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12年前に放送された「タモリのSUPERボキャブラ天国」に出ている「よゐこ」は、若く、初々しく、そして笑えない。
「ヒットパレード」のコーナーでは、たいてい9位だ(カスは山崎邦正か出川哲郎の指定席なので)。
でも彼らは生き延びた。
表面に出ない部分で努力していたのだろう。
有野がTVに出ていると、なんとなく見てしまう。

作業は、まあまあ順調に進んでいる。
「まあまあ」と書いたが、漫画の世界ではあまりない事ではある。
手付かずの残りページは21枚。わずかな枚数だが難易度は高い。
今週中に仕上げてしまいたいが、出来るかどうかは微妙。

バットマン ビギンズ

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10月14日
オンエアにちなんでバットマンの事。

ブルース・ウェインは変わり者だ。

お金持ちの家に生まれた。
これは幸せな事だ。うらやましい。でもまあ、お金持ちの家の数だけあることだ。

両親が殺された。
不幸な事だ。でもあれだけのVIPなら、身の危険は日常的に感じていただろう。

警察が当てにならない。
多かれ少なかれ現実にもあることだろう。物語の世界は現実をデフォルメして作られるので、映画ではそのあたりは大げさに描写されている。

自分で悪と戦うことを考える。
あれだけの装備を自前で揃えられるようなお金持ちだったら、あるいは思いつくかもしれない。

ここまでは納得できる。問題はその先だ。

どうして悪と戦うのに、こうもりのコスプレが必要なのか。

夜な夜なこうもりのコスプレして街を歩き、チンピラと喧嘩するおじさん。
ただの変人だ。正義の味方とは思ってもらえないだろう。

「バットマンビギンズ」は、この辺の疑問に丁寧に答えていたので、良作と考える。
でも、ブルース少年が落っこちた洞窟の中にいたのが、こうもりでなく別の生き物だったらどうなっていたのだろう。

攻撃されると丸くなって身を守るダンゴ虫マン。
丸くなっている間に敵が逃げてしまう。

攻撃されると物凄く臭いにおいを出すカメムシマン。
このにおいをかぐと凄く厭世的な気分になって、悪事を働く意欲を失ってしまう。
映画で表現するのは難しい。

攻撃されると首を甲羅の中に引っ込めるサーティーンエイジ・お金持ち・ニンジャタートルズ。
あまりにブサイクなその姿に思わず敵が笑いこけて、悪事を働く気が無くなってしまう。

水の中に落っことされるとおしりからハリガネムシを出してしまうカマキリマン。
壮絶に不気味なその姿に、どんな悪人も思わず人生を反省してしまう。
ちなみにハリガネムシの名前がロビン。

むう。
わりとなんとかなるかも。
でも1億ドルの予算をかけて作る映画の企画じゃないな。

作業はぽちぽち。

生活感

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10月13日
さっき昼食に出た帰りに寄ったコンビニの店内。
若いサラリーマンらしき男性客が携帯で電話していた。

「あーもしもし、ウチの事務所ってさあ、電子レンジあったっけ?」

生活感溢れる事務所だなあ。

作業の進行状況。
まったく手付かずのページは、残り36枚。全体の5分の1に過ぎない。
でもペン入れの時と同様で、この36枚には、崩壊する建物とか砕け散る大艦機の破片とかが描き込まれていて、非常に作業が困難だ。
でもここで手を抜いてしまうとこの漫画の価値は半減してしまうので、なるべくがんばる。
死ぬ気になったりしないところがミソだ。

画像は、炎上する江戸城。どうやら江戸で革命が起こったらしい。

アイランド

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10月12日
マイケル・ベイ監督の「アイランド」(2005)を見たときに、新作なのに何故かとてもクラシックな印象を受けて、「どうしてだろう? これ、本当に21世紀になってから書かれた脚本だよな?」と思ったものだが、その理由が判明した。
昨日の日記に書いた、30年も昔のB級(メイキングを見る限り、作り手はA級だと思っていたらしいが、今では間違いなくB級に分類されている)SF映画「2300年未来への旅」に、プロットがそっくりなのだ。
「一見、理想社会に見える、実は管理された閉鎖社会」
「主人公は外界に出て冒険し、多くを学ぶ」
「最後に主人公は閉鎖社会に戻り、解放者となり皆を真実に導く」

…同じだ。リメイクか。
脱出行を試みるのが若い男女二人組だというところも同じならば、管理者側の追跡者がしつこく追ってくるところも同じ。
ご丁寧に主演のマイケル・ヨークとユアン・マクレガーも似た印象がある俳優だし、ヒロインがブロンドなところまで似ているとは。

このプロット自体は昔からよくあるパターンなので、別に特に意識して似せたわけでもないのだろうが、それにしてもマイケル・ベイ先生、ひねりが足りません。これではそのまんま過ぎます。
どうせそのまんまなら、いっそスカーレット・ヨハンソンの衣装も恥ずかしいミニスカートだったら良かったのに…。

「スターウォーズ」で、SF映画が得た物。
・世界中の観客
・莫大な予算
・精緻を極めるSFX
・特殊視覚効果賞以外のアカデミー賞。

失った物。
・おじさんが中に入る、着ぐるみのモンスター
・ミニスカート。

失ったものの方が大きいような気がする私は間違っているのだろうか。

作業は、完成が7枚増加で合計126枚。
アシスタントのデータ待ちが15枚。
手付かずが42枚。
まあまあなペースだ。

2300年未来への旅

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10月11日
数年前、どうにも机の上の原稿が見えにくくなって、新しい眼鏡を作ろうと思って眼鏡屋にいって視力を検査して「老眼が始まってますね」と言われた時に、最初に心配したのは、「老眼’ズ ラン」という駄洒落を言ったらどれくらいの人に分かってもらえるのだろう、ということだった(アホか私は)。

「Logan's Run」とは画像の映画「2300年未来への旅」(1976)の英語原題で、いわゆるデストピア物の一本だ。
「猿の惑星」の衝撃的なラストシーンで一気に市民権を得たデストピアSFはその後も「ソイレントグリーン」や「ローラーボール」などが作られたが、内容からいって心躍る楽しい映画になどなるはずもなく、観客の興味は次第により身近な危機を描くパニック映画の方に向かっていってしまう。
「2300年未来への旅」は、76年の公開の時点ですでに十分古臭く、さらに翌年、SF映画の歴史をひっくり返す大ヒット作が公開されてそれまでのSF映画を過去の物にしてしまったためにあっさりと忘却の彼方に追いやられてしまったという、不幸なSF映画である。
昨日、永山のブックオフで、中古で500円で売られているのを見つけて買ってきてしまった。正直、1000円だったら買わなかっただろう。内容面でもヴィジュアル面でも、21世紀になってしまった今から見ると、特に語るべきものはない。
ただ一点、ヒロインを演じるジェニー・アガターのスカートの短さを除いては(「禁断の惑星」のアン・フランシスといい勝負だ)。


教えてくださいSFの偉い人。
古いSF映画に出てくる女の子のスカートは、どうしてあんなに短いのですか。

作業、ペン入れは無事終了した。
今日からは残りのページのデジタル処理を行う。

作業、進行する

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10月10日
昨日はアシスタントの集合日で、各人が自宅で作業したデータを持ってきてくれた。
それぞれのデータはレイヤー化してあるので、それを重ね合わせると、昨日一日で20枚完成原稿が発生した。
現時点で完成、または完成に近い原稿は119枚。まだ締め切りまで16日もあるので、わりと速いペースで進行しているようだ。
ここで、デジタル作業の新たなメリットを発見した。
アナログ作業では誰かが原稿を持ち帰ってしまうと、あとから修正が必要な場所が見つかったり、こちらの手が空いて仕上げ作業に入れる状況になっても原稿が帰ってくるまで作業は進まない。
しかしデジタル作業では、同じ原稿を同時に、複数の人間がそれぞれ千葉と埼玉と多摩で、作業を進めることが出来るのだ。

便利な世の中になったような気がする。でもこれだと、いくらでも作業に追われてしまって、間がなくなってしまうんだよなあ。その分早く終わるならそれでもいいけどさ。

ペン入れは、そこそこ遅れを取り戻す事が出来た。
今日は恒例のGEO半額ディだが、行かずにペン入れを進めることにする。

獲ったどー!!

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10月09日
エルマー・バーンスタインは、ハリウッドの映画音楽の作曲家だ。
「荒野の七人」「大脱走」など、有名曲も多い。
惜しくも昨年亡くなられたが、50年代から活躍されていた人だから、かなりな高齢だったはずだ。
そこで彼の、晩年のある一日を想像してみた。

孫(もしくはひ孫)へのプレゼントを買うため、彼は近くの銀行へ向かう。
そこで自分の口座から相応の額を引き出し、ついでに通帳に記帳を行う。
すると、奇妙な入金がある。日本のTV局からだ。

「テレビ朝日 いきなり黄金伝説 音楽使用料」。

なんだこれは。
そこで、版権の管理を行っているエージェントに尋ねてみる。するとその番組は、芸人が無人島で魚を獲って生活したりする、なかなか面白い番組だという。
むう。
数ある自分の曲の中で、どれが使われているのか見当も付かない。
お笑いのバラエティ番組ならばゴーストバスターズあたりだろうか。でも自分は確かにあの映画のスコアを書いたが、メインテーマは他人の歌だ。
ではいったい…?

先生、「レマゲン鉄橋」です。
浜口君が大物の獲物を獲って頭上に掲げ、「獲ったどー!!」と叫ぶ時にバックに流れる変拍子かつ勇壮な曲は、第二次大戦末期の、ライン川に掛かる最後の橋を巡るドイツ軍と連合軍の攻防を描いた、1969年のユナイト映画「レマゲン鉄橋」のメインテーマです。

バーンスタイン先生もびっくり。

作業は、昨日はけっこう順調に進んだので、これならば遅れを取り戻せるかな、とか思ったが、さすがに一日分を取り戻すのは無理だった。
画像は、まあ、その、なんだ。

とりあえず進行中

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10月08日
ペン入れを再開してからちょうど一週間。
いつまでも「進行状況:アンノウン」でいるわけにもいかないので、原稿をチェックしてみた。
どうやら思ったほどの遅れは出ていなくて、当初の予定より1日の遅れ、といった塩梅だ。
今回は全体に早めに進行しているので、1日の遅れは許容範囲内だ。
でも、どうして文章の中に「塩梅」という言葉が出てくると、急に印象がおっさん臭くなってしまうのだろう。
「塩梅」にはファジィなニュアンスがあって、デジタル化出来ない事象を表現するのに便利な言葉だと思うのだが。

画像は本編とは無関係。

「ザ・ワン」を観る

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10月06日
ふとジェット・リーが見たくなったので、「ザ・ワン」を再生した。
この映画の宇宙観はかなり独特だ。
この宇宙には相互に行き来が出来る125の並行宇宙が存在し、その中の誰かが殺されると、殺された奴が潜在的に持っていたパワーが残り124人に分配されるという、整合性もなにもない凄い理論が成立している。
これを利用して他宇宙の自分を次々と殺し続けると、最後の一人は125人分のパワーを持つ事になり、とんでもなく強くなるという、まあ言ってしまえば強さを見せるための方便だが、ジェット・リーが演じているので画面上ではそれっぽく見える。
しかし、もしこれを他の人間がやったらどうなるのだろう。

そろばん宇宙一。
大食い宇宙一。
足の臭さ宇宙一。

何かの役に立つとは思えない。TVチャンピオンには出られそうだが。
また、パワーアップするのは長所だけなのだろうか。
もし漫画家がこれをやった場合はどうなるのだろう。もともと不人気な漫画家だった場合、
「不人気宇宙一」
「締め切りに間に合わない宇宙一」
「部屋が散らかって、片付けられない宇宙一」
とかになってしまったらどうしよう。

ジェイソン・ステイサムが出ていることに、最初は気付かなかった。
ラストシーン、荒涼とした風景の中で、小柄なアジア人が次々と大柄な無法者を倒してゆく、正しく「北斗の拳」している映像は、むしろこれの続きを見てみたい、と思ってしまった。

作業は、ペン入れ5日目にしてようやく原稿に黒っぽい所が見えてくるようになった。
予想より遅いが、まあ進んでいるっぽい。

新旧「宇宙戦争」比べ

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10月05日
パル繋がりで新旧の「宇宙戦争」を比べようかと思ったが…
…比べられない。
パル版の「宇宙戦争」(1953)とスピ版の「宇宙戦争」(2005)は、全く別種の映画だ。
スピ版の「宇宙戦争」では、「異星人による地球侵略」というモティーフは単に状況を作り出すためのバックグラウンドにのみ使われていて、テーマですらない。
この「不条理な危機に追い詰められる主人公」というストーリー構成は、実はスピルバーグの劇場映画デビュー作「激突!」によく似ていて、だから「宇宙戦争」は、「激突!」を地球規模に拡大したものともいえる。
でも映画自体はトム君の主観のみで語られるので、やっぱり「激突!」同様、主人公個人の物語か。
パル版の「宇宙戦争」を正しく引き継いでいるのはよく言われるように「インデペンデス・デイ」や「マーズ・アタック」であって、スピルバーグ版の「宇宙戦争」ではない。
スピ版の「宇宙戦争」は、個人的にはむしろ、ヒッチ先生の「鳥」あたりの系譜に繋がる映画なのではないかと考えている。
よって、この勝負、なし。

作業は、昨日から妙にインクの出が悪くて難儀している。どうやら気温や湿度に影響されるようだ。
だもんで、あたふたバーナーが、さらにスーパーチャージされている。

画像は、「SFな世界観」。

あたふた

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10月03日
大艦機のペン入れは、ページ単位ではなくパーツ単位で行う。
要するに画面手前にある物から順に奥の方へと描いてゆくわけだ。
これをシークェンスごとに行う。
だから着手して2日目、3日目くらいだと全然進行率が分からない。
私は根性の無い漫画家なので、進行状況が把握できないと不安になって、すぐにあたふたしてしまう。

今がその状況だ。
これが3日くらい続くと、あたふたに拍車が掛かる。
あたふたバーナーだ。ごごーっ。

でもまあ、いままでもなんとかなってきたので、今回もなんとかなるだろう。
てか、なるといいなー。

新旧「タイムマシン」比べ

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10月02日
パル版(1960)は、今から47年も前に作られたSF映画としては、実に堂々としていて、いささかもひるんだところが無いのが素晴らしい。1966年に核戦争が起こって文明が滅びる設定になっているのは当時の世相を反映しているのだろうが、今から見るとご愛嬌だ。
一方のサイモン版(2002)は、現代のSFらしく、ちゃんとタイム・パラドックスの問題に触れているし、最新のCG技術で時間を加速して見せる事に成功している。
製作された年代を考えればどちらもよく出来ていると思うが、実はサイモン版にはただ一点、致命的な弱点がある。
だって、ヒロインがイヴェット・ミミュウじゃないんだもん。

SF映画史上の美少女コンテストとかあったら、アン・フランシスとイヴェット・ミミュウの一騎打ちになるのだろうか。

作業は、進んだような進まないような。
アシスタントたちとお好み焼きを食べに行ってしまったので、進行は少ない。
画像は、ソ連軍の名も無き機体。

下絵終わったー

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10月01日
昨日の昼食時。
蕎麦屋の店内。NHK全国のど自慢を見ながら、初老の夫婦と見られる客と店員が会話していた。
「ウチの旦那なんて演歌ばっか。車の中も演歌だけ。」

駐車場には白いゼロクラウン。
クラウンの車内演歌率は高そうだ。

そういえば、車内アニソン率が高い車ってなんだろう?
私の車は、今はハンス・ジマー率が高い。

「轟拳ヤマト」第4巻、下絵がようやく終了。
さすがに1日2枚では時間が余るので、画像のページのデジタル仕上げを行う。
うまくパースに合う雲の写真が無くて、何度かやり直した。

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