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飯島祐輔

Author:飯島祐輔
スプートニクが星となって「地球防衛軍」が公開された年に生まれ、望月三起也氏に漫画を、高井研一郎氏に人生を学ぶ。
主な作品に『コミック 新旭日の艦隊』全22巻(原作・荒巻義雄)、『北海の堕天使』(原作・吉岡平)、「新海底軍艦」など。
大艦巨砲漫画家として名を馳せ、その徹底したメカへの傾倒と破壊描写、そしてとめどもなく溢れるストーリーとボケキャラ萌えの追求精神は他に類をみない。

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「電脳」轟拳な日々画廊
今までのあらすじは『艦隊な日々』をご覧ください。

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ペリーヌ物語、その②

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06月30日
というわけで、引き続き「ペリーヌ物語」を見ている。
工場長の行動に業を煮やしたビルフランは、ついにオーレリィを自分の屋敷に住まわせる事にした。
えらいぞビルフラン。がんばれビルフラン。てか、もともとお前の頑迷さがすべての元凶なのだから、少しは反省しろ。

さて、今日は昨日とは着眼点を変えてみよう。ペリーヌは、トリックスターだろうか。
「居残り佐平次」の佐平次はトリックスターだ。
観客には彼が何を目指しているのか見えず、したがって物語の着地点も見えない。
しかしペリーヌは最初からビルフランの直系の血縁者であることが明示されている。したがって着地点がどこかも観客は容易に想像できる。つまりペリーヌはトリックスターではない。
しかしオーレリィはどうか。
ペリーヌが便宜上創作した人物であるオーレリィは物語の中で、労働者の側から資本家の側へと移行してみせる。しかもそれを、労働者であった時の人間関係を損なわずにやってのけるのである。
物語の中の登場人物たちには当然ながらオーレリィの着地点は見えない。立派なトリックスターっぷりだ。
では「ペリーヌ物語」とは、本来トリックスターではない主人公が物語の中で虚構のトリックスターを演じるという、二重構造の物語なのだろうか。
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ペリーヌ物語

07.06.29.jpg

「心象風景」と打とうとしたら「志ん生風景」と出てしまった。
どうなっているんだウチのIMEは。
座布団でも欲しいのか。

レンタルDVDで「ペリーヌ物語」を見ている。
オーレリィ(偽名)が池のほとりの小屋でサバイバルを始めるくだりから、パンダボアヌ工場で次第に通訳として頭角をあらわしてゆくあたりは、本当に何度見ても面白い。
で、これに似た面白さをどこかで見たことがあるな、と思って、よく考えてみたら「居残り佐平次」だった。
ペリーヌと佐平次は年齢も性別も国籍も境遇も全然共通点の無いキャラクター(唯一近いのは、生きた時代くらいか)だが、どちらも決して絶望しない人間性と明晰な頭脳を併せ持った人物だ。
してみるとこの辺が物語の主人公の、普遍的な条件といったところなのであろうか。

というわけで、ウチの主人公にも、いつも香恋に助けてもらってばかりではなく、次の巻ではもう少し活躍してもらうことにしよう。

パスタ屋さん

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06月28日
駄目なパスタ屋さんに入ってしまった。
味はそんなに悪くは無いのだが、肝心のパスタの食感が、なんというか、その、おモチのようだ。
バーロー、俺はショックアブソーバー食ってんじゃねーぞ。

…つうか、どうやったらあんな食感になるのだろう?

バリー・ニューマンを見た

07.06.26.jpg

06月26日
アガサ・クリスティー原作のイギリス製TVシリーズ「ミス・マープル」の中の一本「鏡は横にひび割れて」を見ていたら、バリー・ニューマンが出ているのを発見した。
バリー先生、地平線の向こう側に行ってしまってから、アリステア・マクリーンの「恐怖の関門」を映画化した「爆走!」とかで見かけたものの、しばらく姿を見なかったので、どこでどうしているものやら、とおもっていたら、ちゃんと役者として活躍していたんですね。
「鏡は横にひび割れて」は91年の製作だから「バニシング・ポイント」から20年。
当時の青年はロマンスグレーの中年親父になっていました。

画像は、中央公論のアンソロジー用の短編のひとコマ。
深く考えてはいけない。

メイドさん

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06月24日
「轟拳ヤマト」第3巻を見たウチのアシスタントがしみじみひとこと。

「先生も、メイドさんが表紙の本を出すようになったんですねぇ。」

……そりゃ確かにその通りだが。
次の第4巻では、帯に「えっちなのはいけないと思います」とでも入れてもらうか。

ドライブシャフト発見

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06月22日
先日の「ナイルに死す」とナイルつながり、ではないが、「ナイルの宝石」(1985、Fox)の中で気が付いたこと。
この映画は女性版インディ・ジョーンズがコンセプトだった「ロマンシング・ストーン」の続編で、カーク・ダグラスの倅、マイケル・ダグラスのプロダクションが作った冒険活劇だ(ちなみに、撮影監督がヤン・デ・ボンだ。この辺で腕を磨いていたわけか)。
これの中盤に、主人公が敵方のアジトから、敵のF-16ジェット戦闘機を奪って逃げる、という活劇シーンがある。
といっても主人公はジェームズ・ボンドではないのでF-16の操縦は出来ないし、ましてや目の前に滑走路があるわけではない。地面を走って逃げるわけだ。
当然、撮影に使われたのは本物のF-16そっくりのダミー(だから最後には爆破されてしまう)なわけだが、長年、これをどうやって動かしていたのか気になっていた。
普通はこういうものはカメラに写らない角度から押したり引っ張ったりして動かすものだが、先日、久しぶりに見返していて、後輪のあたりに、実機には存在しないドライブシャフトがあるのを見つけてしまった。
つまりこのダミーはエンジン内蔵で自走していたのだ。

なんという凝ったことを。

20年前の映画でこれなのだから、ハリウッドの人たちにとっては、「バットマン ビギンズ」のとんでもないバットカーでも、さほどのことではなかったのかもしれないな。

予告へんのお知らせ

「電脳」轟拳な日々画廊で第3巻予告変公開中!!

見本誌届く。

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06月20日
中央公論から見本誌が届いた。
「今回は香恋が表紙」と聞いていたので、どのようになるか気がかりだったが、こうなったとは。
配色が良く、いい意味で目立つ表紙になったと思う。
書店の店頭に並ぶのは25日だ。
みんな、買ってくれ。
今回はおまけページは泣き言満載だ。

昨日は、師匠である高井研一郎先生が新創刊の雑誌「コミックヨシモト」で新連載を始めるのと、同じく高井先生の元アシスタントM君の結婚を祝う、双方を兼ねた祝賀パーティーが調布で行われたので、高井プロのアシスタントOBとして参加してきた。
久しぶりに会う昔の仲間は、ある者は太りある者は痩せ、またある者は頭に白髪が混ざり始め、とそれぞれに年月を感じさせながらも皆元気で、楽しく時を過ごせた。
聞けば高井先生の代表作「総務部総務課山口六平太」はこの夏で連載回数が500回に達するとかで(そのうち私が手伝っていたのは130回くらいまでだ)、これに比べると私はまだまだだと思う。

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06月19日
痔になりそうだがならない。
根性がなくて長時間机に向かっていられず、すぐ飽きて動いてしまうからならずにすんでいるのだろう。
「痔」と「痔でない」の境界線上にいるような気がする。
「痔線上のアリア」だ。
バッハ先生、ごめんなさい。

今日はちょっとしたイベントが有ったが、それについては明日報告する。
画像は今日アマゾンから届いた本。見たまんま。
先生、読めません。

アップル・マッキントッシュ

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06月17日
アップルといえばレコードのレーベルだ。
群馬の実家に帰ればリンゴの絵がついたレコードがたくさんある。

マッキントッシュといえば1973年の映画「マッキントッシュの男」を真っ先に思い出す。
監督はハードボイルドの巨匠ジョン・ヒューストン、主演は当時脂の乗り切っていたポール・ニューマン、そして共演は欧州の香りただよう美女、ドミニク・サンダ。
イギリス北部の寒村で行われる、古い小型トラックと縦目のメルセデスとのカーチェイスがスリリングだった。
音楽がまた豪華で、「アラビアのロレンス」のモーリス・ジャールだ。暗い冬のロンドンをタイトルバックに、映画音楽としては珍しくチェンバロで演奏される哀愁を帯びたテーマ曲をいまでも覚えている。

こういうのは、きっとDVDにもならないんだろうなあ。

…いや、ただそれだけなんだけどね。マカーの方、ごめんなさい。

画像はガラスの森美術館の収蔵品。
たぶん宇宙のなにか、だと思う。

空中タイヤ交換

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先日の箱根ドライブの途中で起こったことについてがくじるし先生が日記で書かれているので、私もちょっと書こう。

それは、帰り道で起こった。
がくじるし先生のVWポロの、左前輪が走行中にバーストしたのだ。
幸い車体にも搭乗者にもトラブルはなく、すぐさま路肩に止めてタイヤ交換となった。
望んで得たい経験でもないが、走行中のタイヤバーストなど、物書きとしてはかなり貴重な経験だろう。でも私が驚いたのは、それ自体ではなく、それが発生したロケーションだった。
東名高速を利用した事のある人はご存知だと思う。東名高速は、御殿場の手前20キロほどのあたりに、トンネルと橋がいくつか連続する区間がある。その橋の上で、タイヤ交換が行われたのだ。

下を見れば千尋の谷底。いったいどれくらいの高さがあるのか、はるか眼下に小さく川原が見える。
すぐ脇を大型トラックが走り去って行く、そのたびに足元が揺れる。
ディズニーランドのアトラクションでも怖くて乗れない私にとっては足がすくみかねない恐ろしい状況であったが、がくじるし先生は落ち着き払って作業を完了された。
むう。
一流の作品を描く作家の人生には一流のイベントが起こるのであろうか。
その日、私の身の上に起こった予想外のイベントといえば、「お好み焼き屋に行ったら店が改装中で入れなかった」という情けないものであった。

画像は「ガラスの森美術館」の収蔵品。
個人的には宇宙人だろうと思っている。

アシスタントと箱根

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06月13日
アシスタントを連れて、マイミクのがくじるし先生と2台で、箱根に美術館巡りの日帰りドライブに行ってきた。
寄ったのは「ガラスの森美術館」と「ポーラ美術館」。
どちらも3度目だが、展示品のかなりな部分が入れ替わっていて、飽きることなく見られた。
特にポーラ美術館の方。
いったいどれだけ所蔵品があるんやねん。金持ちっているもんやねー。

画像は、昨年来た時は庭の奥のほうにあった大盛りモヤシ炒め定食(らしき物)。
池の真ん中に移動していた。
夜中に勝手に移動してきたんだったら怖いなー。

ナイルに死す

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06月11日
「ナイルに死す」といっても、演技が好評だったにもかかわらず、「あんなしんどい役をやるのはもういやだ」とポアロを演じたアルバート・フィニーが降りてしまったために仕方なくポアロのイメージとはかなりかけ離れたピーター・ユスチノフをポアロに抜擢して、けっこう豪華キャストで映画化して、そこそこちゃんと出来ていたにもかかわらず何故か印象に薄く、「ひょっとしたら原作の選択ミス?」とか思われている、78年のジョン・ギラーミン版のことではない(関係ないけどギラーミン先生、なまじ「タワーリング・インフェルノ」で当て過ぎてしまったためにこの時期は無茶な企画ばかり撮らされて大変だったろうなあ。個人的には「レマゲン鉄橋」あたりがこの人の真骨頂だと思うのだが)。
最近レンタルでリリースが始まった、イギリスのTVシリーズ「名探偵ポアロ」の新シリーズの中の一本だ。
もちろん原作も読んでいるし78年版も見ていて、トリックも真犯人もちゃんと覚えていたが、でも普通に面白かった。
このシリーズの凄いのはどの作品も水準が維持されていて、ほとんどハズレが無いということだろう。
気になるのは、普通ならば映像化不可能と思われる「アクロイド殺し」でさえも映像化されているのに(さすがに普通の造りになっていたが)、「オリエント急行」がまだ作品化されていないことだ。
「サンダーボール作戦」や「カジノ・ロワイヤル」のような問題でもあるのだろうか。
それともトリにとってあるのか?

パプリカ

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06月10日
「パプリカ」が面白かった。
「認識とその主体」というテーマを扱っているという点において、これは押井守の「イノセンス」と対になっている作品なのかもしれない。
「イノセンス」」のテーマが「虚と実」ならばこっちのテーマは「自と他」か。
そういえば「クレヨンしんちゃん」の「夕陽の春日部ボーイズ」もこれに近いテーマを扱っていたな。
こういう哲学的なテーマを扱いながらなおスリリングな娯楽映画として成立させてしまうところは、昨今の日本製アニメ映画の美点ではないかとおもう。
それにしても、何故皆、筒井康隆に原作を求める?
…いや、小松左京に求めたら予算が不足するのは分かるけど…、って、それは実写の話か。

画像は「身近な侘び寂び」。

3回回って

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06月09日
原稿を渡してから10日経って、ようやく緊張がほぐれてきた。
締め切りが近付くと、日常の些事はどうしても後回しになってしまう。
「自動車税の支払い? そんなもん原稿仕上げた後でいい」
「床屋? そんなもん原稿仕上げた後でいい」
というふうに。
だから締め切り直後の漫画家はやらなくてはならないことが山積みになっていて、非常に忙しいのである。
そういうことを片付けながら「魔界戦記ディスガイア」の3周目をやっていたのだが、ようやく今日クリアに至った。
今回は前回のデータを使わず、最初からバランスのいいパーティーを目指してユニットを育てた。
うまいこと全員が近いレベルで育ったのでそろそろいいかと思って最終戦に挑んでみたのだが、どうやらバランスがいいだけでは駄目なようだ。
バランスがいい上に、さらに突出した攻撃力を持つ者が居なくてはならないのだ。
まあ普通にプレイしてたらラハールがそうなるから問題はないのだろうが。
結局ラハールに「秘剣・闇夜斬り」を覚えさせるために再度修行の旅に出る羽目になってしまった。
魔界の王になるのも大変だ。
いいかげんにしないと次の仕事に支障が出るかもしれないので、このシリーズはこの辺にしておこう。
1作目2作目合わせて200時間もやれば十分だろう。

行方不明

07.06.07.jpg

06月07日
あううっ!
せっかくフォトショップに登録したカスタムブラシが行方不明になってしまった。
どこをどう探しても見つからない。
しまった。
カスタムブラシのバックアップも作っておくべきだったのだ。

私は普段、データのバックアップは割りとこまめに取る方だが、カスタムブラシまでは考えが及ばなかった。
あわてて解説書を読むと、どうやらブラシの登録の手順自体を間違えていたようだ。
もっとも、昨日までは普通に使えていたので、それがトラブルの原因かどうかは分からない。
仕方がないので正しい手順を踏んで、ブラシを作り直すとしよう。

画像は近所の植え込み。ブラシの素材として撮影しておいた。
これがモンテネグロの森になったりスペインの草原になったりするわけだ。

魔法先生ネギま!

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06月06日
あ。
6月6日だ。
昔、フランスの海岸になんかあがった日だ(海獣の屍骸ではない)。

「魔法先生ネギま!」が大好きだ。
可愛い女子中学生ばかり描いて生きていける作家さんがうらやましい。
私なんか、何の因果か鋼鉄の巨大架空兵器ばかり描く漫画家になってしまった。
……これはこれで楽しいからいいけどね。

画像はウチの本屋。
すごく・・・大きいです。

三ヶ月検診

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06月04日
2月まで通っていた歯医者さんから、『3ヶ月検診に来なさい』という葉書が届いた。
で、行ってみたところ、新たに治療が必要なところが発見されてしまった。

…むう。行かねばよかった…。

でも、漫画の作業中に発生しうる、最もイヤな事態のひとつが、「深夜の虫歯」だから、治療できるところは出来るときにやっておいた方がいいだろう。
昔、師匠の高井研一郎先生がよりにもよって年末進行の最中にこの状態になってしまったことがあって、それはもう目も当てられないような悲惨な有様だったのを見てから、注意するようにしている。

画像は、「3巻の原稿にトーンを指定する、私の手」。

ミウラ

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06月03日
わけあって手持ちの資料のデジタル化を進めている。
とりあえず古い雑誌からだ。
というわけで画像の写真は1967年に発売された「カーグラフィック」誌の別冊「’68世界のスポーツカー」に載っていたものだ。
単価はともかくとして、当時は普通にカタログに載っているモデルだったわけだ。
懐古趣味は好きではないが、スポーツカーに関しては、いい時代だったんだなあ、と思う。

大阪

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06月01日
いつもルリルリのフィギュアを買っているムサシヤさんは大阪のお店だ。
商品はいつも丁寧に梱包されて届く。
緩衝材には古新聞が入っている。それはいい。普通の事だ。
ときにはチラシが入っている事もある。大阪の、岸和田あたりの新聞に折り込まれるチラシだ。
つまり私は東京の稲城に居ながらにして、大阪のチラシを読めるわけだ。
で、よく読むと、東京の新聞に折り込まれるチラシにはあまり書いてないようなことが書かれていたりする。

過激派のアジトって、あの辺にありそうなものなの?

今日はお休み

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今日はお休みです。

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