「電脳」轟拳な日々 泣き言

プロフィール

飯島祐輔

Author:飯島祐輔
スプートニクが星となって「地球防衛軍」が公開された年に生まれ、望月三起也氏に漫画を、高井研一郎氏に人生を学ぶ。
主な作品に『コミック 新旭日の艦隊』全22巻(原作・荒巻義雄)、『北海の堕天使』(原作・吉岡平)、「新海底軍艦」など。
大艦巨砲漫画家として名を馳せ、その徹底したメカへの傾倒と破壊描写、そしてとめどもなく溢れるストーリーとボケキャラ萌えの追求精神は他に類をみない。

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今までのあらすじは『艦隊な日々』をご覧ください。

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ハイペリオン

080810.jpg
08月10日
教えてくださいSFのえらい人。
どうして「ハイペリオン」はどこの本屋さんに行っても下巻しか置いてないのですか?

世界のどこか遠いところで何かのバランスが崩れて、「ハイペリオン」の上巻が存在しない時空に迷い込んでしまったのかと思った。

いやな時空だなあ。
最近私は、よくこの種の時空に迷い込んでしまう。
「猫耳戦車隊」が、「猫耳戦車隊、西へ」しかない時空。
「狂科学ハンターREI」の、5巻だけが無い時空。
「ワイルド7」の、「コンクリートゲリラ」が後半しかない時空(これは古本屋で導入することで解決した)。
極めつけは、ようやくウィリアム・ギブスンの電脳三部作を読了したので次は「ディファレンス・エンジン」を読もうと思ったら、すでにして絶版だった時空。
蒸気機関で動くコンピューターなんて、すごく面白そうなアイディアなのに。

アマゾンか?
アマゾンに注文しろということか!?
もしかして、テスィエ・アシュプールのAIみたいなAIがすでにどこかに存在して、それが書店や取次ぎのAIに介入し、「ハイペリオン」を下巻だけ配本させているのではないだろうか。
なんのためかはわからないけど。

ちょっとしたセンス・オブ・ワンダーだ。

複雑な画面構成

080415.jpg
04月15日
本当は漫画はAのパターンで勝負できて、なおかつヒットが狙える方がいいのである。
でも私には出来なかった。
私は作風からいってどうしてもBのパターンが多くなってしまう。
作画に時間がかかり、量産も望めない。
特に今回はBのパターンがてんこ盛りだ。
残りは50枚とちょっとだが、作者の根気パラメータがゼロに近付きつつある。

私がゲームの登場人物だったら、攻略本に「すぐに根気パラメータが下がってしまうので戦力にならない」と解説されてしまうことだろう。
誰か私にヒールをかけてくれ。いや、この場合はエスポアールか?

ネーム、いよいよ行き詰る

07.11.28.jpg

11月28日
困った。
ネームが2枚、どうしても埋まらない。
なまじ加筆修正して全体のバランスを整えてしまったがために、かえってここへ来ていじれる部分が無くなってしまったのだ。
なんでこんなことになってしまうのか。才能の限界か。どうしよう。
アクションシーンを2枚増やすのは実は簡単だが、そうするべきか?
それともおまけのギャグ漫画を2枚追加するか?
ほかに何か上手い方法は無いものか。
ラブコメを追加できないだろうか。
あれこれ考えてみる。
あとたった2枚なのにーーーーーっ。

画像について。
昨日の画像を載せたら、関係各位から「あれでは誇大広告になってしまう」と苦情が出たので、画像を作り直した。
昨日の画像は自分でもいくらなんでもちょっと大き過ぎたかな、と思ったが、実際はこんなもんだろう。
アマゾンに頼めば10tトラックで持ってきてくれる。大きな庭のある家だったら置けるだろう。
でもちょっと読みにくいな。

なんでこんなことに進行中

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11月26日
ストーリーの進行速度を加速させるために前半を無理して圧縮した展開にしたら、後半でページが余ってしまった。
なんでこんなことになるのか。
最初から無理をしない、普通のスピードで展開させれば、ちょうどよくページが配分できてうまくまとまったのに。
前半を改めて見直すことにしよう。
ただ、長い物を圧縮するのは難しいが、圧縮された物を引き伸ばすのは簡単だ。
間延びした印象を与えないようにそれなりの情報量を付加する必要はあるが、漫画では画面構成である程度はカバーできる。それだけ描くのが面倒な画面にはなってしまうわけだが。

というわけでもうすぐ160枚。
今週中になんとかしたい。

画像はビフォーアフター。
吉田親司先生の小説に付けた挿絵の一枚。着彩はペインターの水彩ブラシで行っている。

凄い本が届く

07.11.22.jpg

11月22日
中央公論新社から、画像の本が届いた。
以前この日記でも触れた、「C☆NOVELS」創刊25周年記念の超豪華アンソロジーだ。
なにしろ厚い。自立する本だ。
定価は1680円で普通のノベルスの倍近くするが、ページ数は3倍、内容の濃さは桁違いだ。
この中で、私の漫画は、間違いなく一番しょうもないトホホな作品だろう。前後の豪華さの中で浮きまくっている。
…でもまあ、箸休めとしてはちょうどいいか。

間違いなくこの本は、娯楽として小説を読むのが好きな人にとっては、所有した瞬間から宝物になるアイテムだろう。書店で見かけたら、迷わず購入しておく事をおすすめする。

…ちなみに、巻末のコメント欄に載せた私のコメントは、某有名ゲームの取扱説明書に載っていたものの引用だが、字数の関係で引用元は書かなかった。
知ってるよね?

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