「電脳」轟拳な日々

プロフィール

飯島祐輔

Author:飯島祐輔
スプートニクが星となって「地球防衛軍」が公開された年に生まれ、望月三起也氏に漫画を、高井研一郎氏に人生を学ぶ。
主な作品に『コミック 新旭日の艦隊』全22巻(原作・荒巻義雄)、『北海の堕天使』(原作・吉岡平)、「新海底軍艦」など。
大艦巨砲漫画家として名を馳せ、その徹底したメカへの傾倒と破壊描写、そしてとめどもなく溢れるストーリーとボケキャラ萌えの追求精神は他に類をみない。

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今までのあらすじは『艦隊な日々』をご覧ください。

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大惨事の瞬間

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07月04日
ディスカバリー・チャンネルの「大惨事の瞬間」を、ついなんとなく見てしまう。
いや、よくある事件・事故の映像集なのだが、けっこうスペクタクルな映像もある。
今週の、高速道路から20トンのレモンが落下する映像は凄かった。
現代はどんなことでも映像で残ってしまう時代なのだなと感心する。

もしも漫画家の仕事場にカメラを仕掛けておいたらどうだろう。
インク壷をひっくり返すアシスタント。
トーンを切り過ぎてしまうアシスタント。
締切に遅れて担当編集者に怒られる漫画家。

・・・番組としてはいまひとつだな。

有馬2日目

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07月03日
写真撮影のため普段より早めに出勤したのだが、高井先生はすでに机に向かっていた。
真面目な先生だ。
全体に高井プロの関係者はみな真面目で、この真面目さが山口六平太をして555回もの連載を可能にしているのである。
私も見習いたいものだ。
この先生の真面目さが伝播したものか、他のメンバーもいつもより早めに出勤してきた。
おかげで作業は順調に進み、昨夜はバイク便のお兄さんを待たせることも無く無事に終了した。
この六平太番外編「総務部総務課 有馬係長」が掲載されるビッグコミック増刊号はたぶん今月の17日頃の発売と思われる。
書店、コンビニ等で見かけたらご一読いただきたい。
今回の元ネタは古典落語「七度狐」、非常にシンプルな話だ。

有馬初日

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07月02日
高井プロの「総務部総務課 有馬係長」初日。
原作の到着の遅れと高井先生の椅子からころげ落ちての腰痛が重なって、普段より遅いペースでのスタート。
少々心配だが、スタッフは面子が揃っているので多分大丈夫だろう。
扉の狐の石像を描くため今日は早めに出勤する。
調布駅前の小さなお稲荷さんを取材するためだ。

「涼宮ハルヒの憂鬱」を観る

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07月01日
冒頭の、セカセカ歩くハルヒが魅力的だ。
歩き方ひとつでここまで自分を表現して見せたアニメヒロインというのも珍しいような気が。

いまさらだが、この話は面白い。
若い人たちにSFを語る手段として、こういうやり方もあったのかと、目からウロコが落ちる思いだ。
長門が正体を語るくだりでは、久しぶりに味わう良質のセンス・オブ・ワンダーに嬉しくなってしまった。
この物語の凄いところは、主人公の性格と物語の設定が、まるでニワトリとタマゴの関係のように、どちらが先にあるわけでもなく有機的に結びついている点にあると思う。
普通ならどちらか一方を先に決めて、それに合わせてもう一方を作るものなのだが、この話の場合は、両者を切り離せないのだ。
通常娯楽作品のヒロインは愛されやすい性格に設定するのが定石なのに、ハルヒは傲慢、尊大、傍若無人、普通ならヒロインにはなり得ない。
しかしこの作品の場合は、彼女のこの性格こそが作品を成立させる鍵となっているのだ。
どんな頭のいい人がこの話を生み出したのだろう。
続きを観るのが楽しみだ。

・・・というわけで、今日はこれから高井プロ。
六平太の番外編「総務部総務課 有馬係長」の仕事に行ってくる。

「Green vs Red」を観る

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06月30日
昨日の高井プロの臨時アシスタントで3時間分のギャラが出たので(昨日は午後1時半に終わったので実労3時間)、帰りにレンタルDVDに寄った。
で、ルパン三世のOVA「Green vs Red」を借りたのだが…。

「またつまらぬものを観てしまった・・・」
と、五右衛門になってつぶやきたい気分になった。
名作も駄作も多いルパン三世の中でも、これはかなりな駄作の部類だろう。
一応アイデアとかテーマらしきものはあるのだが、それを観客に訴える力が弱い。
登場人物も類型で平板な人物ばかりでまったく精彩がなく、ルパン一人が浮くばかり。
銭形など、妙に思わせぶりな登場の仕方をするものだから、いつ変装を解いてルパンに戻るのかと楽しみにしていたら最後までそのまんまでやがんの。
とんだ肩透かしだ。
魅力の無い人物が爽快感の無い行動を取って吸引力の無いストーリーを引っ張り、カタストロフもカタルシスも無い終わりに向かう。
ルパン三世という際立って強いモチーフを使ってこの程度のものしか作れないとは。

作り手が過去のルパン作品に愛着があり、よく研究していることだけは伝わってきたが、その先にあるもの、ルパンを成立させたバックボーンまでは調べなかったようだ。
残念。

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